「国際結婚は減っているのでは?」「いま中国人女性との結婚を考える人は本当にいるの?」——インターネットで調べると、ピーク時に比べて国際結婚件数が減少しているという情報が目立ち、不安を感じる方は少なくありません。一方、現場で日々お見合いと成婚をご支援している私たちの体感は、メディアの語る「縮小ストーリー」とはまったく違います。むしろ「国際結婚に踏み出す層」は、明確に変わり、深まり、広がっています。
本コラムでは、国際結婚相談所ネクストマッチが2026年現在の現場で見ている、最近の国際結婚事情を、最新統計と実務感覚の両面からまとめます。これから婚活を始める方、迷っている方、すでに別の窓口で活動中で違和感のある方まで、判断材料としてお役立てください。
1. 統計が示す国際結婚の「いま」——本当に減っているのか
厚生労働省「人口動態統計」によると、日本における国際結婚件数(夫妻のいずれかが外国人)は2006年の約4.4万件をピークに減少し、近年は年間2万件前後で推移しています。数字だけを見れば「半減」したように映りますが、この変化を「国際結婚の魅力低下」と読むのは早計です。
ピーク時の数字には、興行ビザを背景にした出会いや、海外現地ブローカー型の仲介を介した成婚など、不健全な仲介が一定数混ざっていました。それらが法改正と社会的監視によって淘汰され、現在の水準は「実需ベース」「本気度の高いカップル中心」の健全な数字です。むしろ近年の国際結婚は、準備の整った男女が落ち着いて選ぶ、成熟した選択肢へと変わってきています。
国別構成にも特徴があります。日本人男性と結婚する外国人女性のうち、中国人女性は依然として最大の割合を占め、年間2,500〜3,000組前後で安定的に推移しています。フィリピン・ベトナム・タイ・韓国など他のアジア圏と比べても、件数・継続率の双方で中国人女性との結婚は群を抜いています。背景には、中国の経済発展、高学歴女性層の増加、日本での就労・留学経験者の厚みといった構造的な要因があります。
注目したいのは、日本に在留する中国人の総数自体がここ10年で右肩上がりに増えている点です。法務省の在留外国人統計を見ると、中国国籍の在留者は約80万人を超え、国籍別ではトップに位置しています。日本国内で生活している中国人女性の母数自体が拡大しており、「在日中国人女性との出会い」のすそ野は、わざわざ中国へ渡らなくても十分な厚みを持っているのです。これが、近年の国際結婚事情で「在日紹介型」が選ばれやすくなっている見えにくい要因のひとつです。
2. 出会いのチャネルが激変——「ハイブリッド婚活」の時代へ
最近の国際結婚事情を語るうえで、最も大きな変化は出会い方の多様化です。2010年代までの主流は、現地渡航型の集団お見合いツアーや、海外現地ブローカーの紹介でした。しかし2020年以降のコロナ禍を経て、出会いのチャネルは大きく入れ替わっています。
現在の主要チャネルは、大きく次の4つに整理できます。第一に、国際結婚相談所(在日中国人女性紹介型・現地紹介型の双方)。第二に、マッチングアプリ・国際向けSNSなどのオンラインサービス。第三に、国際交流イベント・語学カフェ・サークル。第四に、留学・職場・ビジネスを通じた自然な出会いです。
中でも顕著に伸びているのが、相談所のオンライン併用型——いわゆる「ハイブリッド婚活」です。お見合い当日は対面、初回カウンセリングや日々の相談はオンライン、書類確認はクラウド共有、という運用が今や標準。地方在住の方や、平日の時間が取りづらい方でも、無理なく国際結婚活動を続けられる環境が整ってきました。
一方で、マッチングアプリ単独で国際結婚を目指すスタイルは、出会いの母数こそ大きいものの、身元確認の甘さからくるトラブル相談が増えています。「アプリで知り合った中国人女性に多額の送金を頼まれた」「結婚直前で連絡が途絶えた」「会ってみたら既婚者だった」——こうしたご相談は、当社にも他社からの乗り換え希望という形で日常的に寄せられます。
国際結婚は、出会いから成婚まで長く、書類・法律・言語・文化の論点が複雑に絡みます。短期的な「マッチング率」よりも、トラブル時に間に立ってくれる第三者がいるか——それが、最近の現場で問われている本質的な論点です。
近年は、相談所側でもAIマッチングや動画プロフィール、オンラインお見合いシステムの導入が進み、「テクノロジー×プロのカウンセリング」を組み合わせた運用が標準になりつつあります。AIがざっくり相性を絞り込み、最終判断はカウンセラーが対面で見極める——このハイブリッド型の運用は、お見合いの精度と効率の双方を底上げしました。一方で、AI任せ・アプリ任せでは見抜けない「ご家族との関係」「金銭感覚」「来日後の生活設計」といった論点は、最終的に人の目によるヒアリングでしか確かめられません。デジタルに頼り切らないバランスが、最近の国際結婚事情で特に重要になっています。
3. 婚活年齢の上昇と、再婚層・シニア層の存在感
2026年の最近の国際結婚事情で、もう一つ顕著なのが婚活年齢の上昇です。ネクストマッチに無料相談へお越しになる男性会員様の年齢分布を見ると、ボリュームゾーンは40代後半から50代前半に移っています。30代の方ももちろん多くいらっしゃいますが、近年は60代の方の入会・成婚も決して珍しくありません。
背景にあるのは、日本社会全体の晩婚化に加え、再婚層の積極参入です。離婚を経験して人生を立て直したい方、お子様の独立を機にもう一度家庭を持ちたい方、長年仕事に集中してきた経営者・士業の方など、人生後半に向けて落ち着いた家庭を望む層が、国際結婚という選択肢を真剣に検討するケースが目立っています。
中国人女性側にも変化があります。かつての「経済目的の若い女性」というステレオタイプはすでに古く、現在は30代・40代のキャリア層、修士・博士号を持つ高学歴女性、日本で長く働いてきた在日中国人女性など、安定した職業観・家族観を持つ方が会員の中心です。年齢・学歴・職業の幅が広がり、「お互いに対等なパートナー」を求める成熟したマッチングが当たり前になりつつあります。
中国本土でも晩婚化が進み、都市部では女性の初婚平均年齢が30代に届く地域が増えています。「家のため・親のため」だった結婚観は、「自分の人生を共に歩む人と巡り合うため」のものへと変わってきました。日本人男性と中国人女性、双方が「人生後半を共にする本当のパートナー」を探すという同じ視座に立っているからこそ、年齢差や国籍差を越えてご縁が成立しやすくなっている——これも最近の国際結婚事情の大切な特徴です。
4. 結婚観の変化——「家庭重視」と「個の尊重」の両立
最近の国際結婚事情では、結婚観そのものの変化も見逃せません。日本人男性側で増えているのは、「家庭は大切にしたい。けれどお互いの個も尊重したい」という両立志向です。一昔前の家父長型・妻が家を守るモデルではなく、共働きで家計を支え合い、家事や育児も役割固定せず分担し、お互いの仕事や趣味の時間を尊重する——そんな現代型の家族像を志向する会員が、当社でも明確に増えています。
中国人女性側にも、「夫婦は対等」という価値観が深く浸透しています。中国本土では1990年代以降、女性の社会進出が急速に進み、共働き世帯が圧倒的多数派になりました。「専業主婦になりたい」よりも「夫を支えながら自分のキャリアも持ち続けたい」と語る女性が、会員の主流派です。
結婚観の方向性が日中で大きく重なってきていること——これが、近年の安定的な成婚増の見えにくい要因のひとつだと、私たちは現場で実感しています。文化や家族観の細かな違いそのものについては「中国の結婚観・家族観を理解する」「中国人女性との結婚で気をつけたい5つの文化の違い」のコラムでも詳しく扱っていますので、併せてご覧ください。
5. 配偶者ビザを取り巻く環境の変化
国際結婚の実務面でも、最近は変化が続いています。配偶者ビザ(在留資格「日本人の配偶者等」)の審査は、ここ数年で書類要求量・交際経緯の説明深度がさらに増し、形式的な書類だけでは通らないケースが目立つようになりました。具体的には、出会いから結婚までの経緯を時系列で詳細に説明する「質問書」の比重が高まり、SNSのやり取りや写真の提出を求められる事例も増えています。
背景には、偽装結婚・ペーパー結婚の防止という社会的要請があります。当然と言えば当然の流れですが、この厳格化により、正規ルートを経ていない素人手続きでは、不許可・追加資料要求が頻発しがちです。
逆に言えば、結婚相談所で出会い、お見合いから交際・成婚までのプロセスが第三者によって明確に記録され、提携行政書士のサポートを受けられる方は、最近の審査環境でもむしろ通過しやすくなっているとも言えます。「相談所経由のほうが、ビザ取得までの実務がスムーズ」——これが最近の現場のリアルな実感です。詳しい必要書類や流れは「日中国際結婚のビザ申請完全ガイド」もご参照ください。
6. 「成婚=ゴール」から「成婚後支援」重視へ
最近の国際結婚事情で、相談所選びの基準も静かに変化しています。ひと昔前は「いかに多くお見合いを組めるか」「成婚率は何%か」が比較軸の中心でしたが、近年は「成婚後の生活立ち上げをどこまで支援してくれるか」が、最も重視される要素になりつつあります。
たとえば、来日直後の彼女の生活立ち上げ(住民票・銀行口座・スマホ契約・健康保険・運転免許切替)、日本語学習サポート、ご両親への挨拶や親族づきあいの通訳、文化的なすれ違いの相談、子育てや教育の方針づくり——成婚後にこそ、国際結婚特有の課題は集中します。
ネクストマッチに長くいらしてくださる会員様が口を揃えておっしゃるのは、「結婚した後のほうが、相談所に相談したい場面が多かった」という言葉です。最近の国際結婚は、入会から成婚までの数ヶ月〜数年だけでなく、成婚後の数年から十数年までを共に伴走してくれるパートナーとして相談所を選ぶ時代に入っています。
特にお子様が生まれた後は、二言語環境での子育て、保育園・幼稚園選び、奥様の里帰り出産、ご両親との関係調整など、国際結婚ならではの相談事が次々に出てきます。「日本人同士なら誰かに気軽に聞けることが、国際結婚だと身近に相談相手がいない」——これは、成婚されたお客様から最も多くいただくお声です。だからこそ、長く伴走してくれる相談所であるかが、最近の選定基準として重みを増しているのです。
7. 最近の現場で増えている「ご相談パターン」3選
業界17年の現場で、ここ1〜2年で明らかに増えていると感じるご相談パターンを3つ共有します。これから国際結婚を検討される方にとって、リアルな解像度の参考になるはずです。
パターン1:他社・マッチングアプリからの「乗り換え」相談
最も増えているのが、別の窓口で活動した結果うまくいかず、ネクストマッチへお越しになるパターンです。「料金は払い続けているのに紹介がほぼない」「カウンセラーが頻繁に変わって引き継ぎが甘い」「成婚後のサポートが事実上ない」「マッチングアプリで知り合った女性に金銭面の不安を感じている」——共通するのは、第三者として深く介在してくれる存在が不在だったというお声です。乗り換え後はまず、これまでの活動を整理し、希望条件と現実のすり合わせから丁寧にやり直すことが、遠回りに見えて成婚への一番の近道になります。
パターン2:お子様独立後・離婚後の「人生再設計」相談
40代後半〜60代の男性会員様から増えているのが、人生の節目に伴うご相談です。お子様の独立、長年連れ添ったご家族との関係の整理、定年や事業承継——人生後半の景色が変わるタイミングで、もう一度家庭を持ちたい・パートナーと穏やかに暮らしたいと願われる方が確かに増えています。中国人女性側にも、人生経験を重ねた誠実な男性をパートナーに望む層が厚く存在し、年齢を重ねた方ほど落ち着いた良縁につながりやすい傾向があります。
パターン3:遠方在住の方からの「オンライン完結型」相談
東北・北海道・四国・九州・沖縄など、東海エリアから離れた地域の男性からのご相談も近年急増しています。最近は初回カウンセリング・お見合い・日々の相談すべてをオンラインで完結できる体制が整っており、必要な節目だけ名古屋・東京などに足を運ぶスタイルが現実的です。「地方だから国際結婚は難しい」という時代は、すでに過去のものになりつつあります。
8. これから国際結婚を考える方へ——現場からの3つの提言
最近の国際結婚事情を踏まえて、これから一歩踏み出す方への提言を3つお伝えします。
第一に、「短期決戦」より「正しい順序」を意識してください。焦って入会・お見合いを連発するより、まずはご自身の希望条件・予算・将来設計を整理し、信頼できる相談所と長期目線で組むこと。最近は半年で成婚される方も、複数年かけてじっくり進める方も、どちらも「正しい」のです。期間の長短より、納得感のあるご縁にたどり着けるかが本質です。
第二に、情報は「最新の現場発」かどうかで選んでください。国際結婚の制度・ビザ運用・女性会員層は、毎年のように変わります。3〜5年前の記事をベースにしたまとめ情報や、現場経験のないライターによるアフィリエイト記事は、すでに使えない情報を含んでいる可能性があります。「いつの時点の情報か」「誰が書いたか」「監修者は誰か」を必ず確認してください。
第三に、「自分のための国際結婚」という視点を持ってください。ご家族や周囲の意見も大切ですが、最終的にその結婚を生きるのはあなた自身です。経済性・利便性・スペック比較ではなく、「この方となら毎日穏やかに暮らせるか」という主観を、最近のお見合いの場でこそ大切にしていただきたいと、現場の私たちは思っています。
9. よくいただくご質問——最近の国際結婚事情にまつわるFAQ
Q1. いま国際結婚を始めるのは、時期として遅すぎませんか?
結論から言えば、まったく遅くありません。むしろ最近の国際結婚事情は、本気度・準備度の高い男女が落ち着いて選ぶフェーズに入っており、40代・50代・60代でご成婚されるケースが日常的にあります。会員数の母数自体も、在日中国人女性を中心に着実に厚みを増しているため、「いま始めて出会いがない」という状況は、信頼できる相談所を選ぶ限りまず起こりません。
Q2. 中国本土への渡航は、最近でも必要ですか?
ご希望によって柔軟に選べます。在日中国人女性とのご縁を中心にする場合、渡航は不要です。中国本土の女性をご希望される場合のみ、お見合い・ご家族へのご挨拶・婚姻手続きの段階で渡航が発生します。最近はオンラインお見合いを初回〜数回まで行ったうえで、本気度の高い段階だけ現地渡航する、という効率的な流れが定着しつつあります。
Q3. マッチングアプリで知り合った中国人女性と結婚するのは危険ですか?
「危険か安全か」を一律で言うことはできませんが、構造的にトラブルの起きやすさは確かに高いです。アプリでは独身証明書・収入証明・家族構成などのチェックがほぼ働かないため、後で重要な事実が判明するケースが少なくありません。出会いがアプリでも、結婚前に第三者である専門家(行政書士・国際結婚に詳しい相談所)に客観的な確認を依頼することは、強くおすすめします。
Q4. AI診断やマッチングアルゴリズムだけで相手は選べますか?
最近のテクノロジーは非常に優秀ですが、国際結婚の「家族観」「金銭感覚」「来日後の生活設計」といった本質的論点は、データだけでは判定できません。AIで第一段階を絞り、最終判断は対面のヒアリング・カウンセラーの目で確かめる——このバランスが、現場で最もうまく機能している運用です。
10. ネクストマッチが見ている「最近の現場」
国際結婚相談所ネクストマッチでは、創業17年・累計成婚500組超の現場経験から、最近の国際結婚事情に対応したサポート体制を整えています。
名古屋本拠で愛知・岐阜・三重を中心に対面カウンセリングを行い、全国の方へオンラインで同等のサービスをご提供しています。日中バイリンガルのカウンセラーが常駐し、お見合いから成婚後まで一貫してサポート。在日中国人女性・中国本土女性の双方からご紹介可能で、提携行政書士による配偶者ビザ申請サポート、成婚後の生活立ち上げや通訳、親族づきあいの相談まで、長くお付き合いできる体制を取っています。
「最近の国際結婚はどう変わったの?」「自分の年齢・状況でも本当に成婚できる?」「他社で活動しているけれど違和感がある」——どんなご相談でも、無料で承っています。電話・LINE・メール・対面、どの方法でもお気軽にどうぞ。ご相談だけでも歓迎します。
まとめ——いまの国際結婚を「正しく」つかむ
本コラムでは、最近の国際結婚事情を、統計動向・出会い方の変化・婚活年齢・結婚観・ビザ環境・成婚後支援・現場のご相談パターンの観点から、現場視点でお伝えしました。国際結婚は、決して「縮小している分野」ではありません。むしろ健全化と多様化が進み、本気度の高い男女が落ち着いて選ぶ「成熟した選択肢」へと進化しています。
「いま」の現場を正しく知り、信頼できるパートナーと組んで進めれば、年齢や経歴を問わず、国際結婚はこれからの人生を大きく豊かにする一歩になります。最近の動きを的確につかんで、後悔のない一歩を踏み出してください。ネクストマッチは、その一歩に寄り添える相談所であり続けます。
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※本記事は国際結婚相談所ネクストマッチ(創業17年・累計成婚500組超・名古屋拠点)の現場ノウハウをもとに編集しています。記載の統計・制度情報は2026年5月時点のもので、最新の国際結婚件数・ビザ運用は厚生労働省・出入国在留管理庁の公式情報をご確認ください。

